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血液中の血小板は、出血したとき傷口をふさぎ、
血を固めて出血を止める大切な役割をしている。
その血小板が減少した時に出血症状を引き起こし
それを「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」という。
推定発病または診断から6ヶ月以内に治癒する「急性型」と
6ヶ月以上経過しても治癒しない場合の「慢性型」がある。
人口10万人当たり1人の割合で発症があるといわれている。
★原因が不明の時に「特発性」と表現する
★ITP 「特発性」 Idiopathic Thrombocytopenic
Purpura
「免疫性」 Immune
Thrombocytopenic Purpura
「自己免疫性」 AutoImmune
Throbocytopenic Purpura
血小板の正常値は
血液1mm3中15万〜45万個あるが
1万〜10万まで減少すると紫斑(出血斑)が現れる。
原因不明または免疫異常によって
減少する場合(特発性、免疫性ITP)と、
骨髄、肝臓、脾臓などの特別な病気によって
減少する場合(症候性、続発性ITP)がある。
主な症状として
点状や斑状の皮膚に見られる出血、
鼻血や歯ぐきからの出血、
血便、血尿、月経過多、
消化管や頭蓋内の出血がある
原因として
血小板に対する「自己抗体」ができ、
脾臓で血小板が破壊されるために
数が減ってしまうと推定されているが
なぜ「自己抗体」ができるのかについては
未だはっきりしたことが判っていないのが現状である。
治療方法は副腎皮質ステロイドや
ガンマグロブリンや免疫抑制剤などを使用、
時には脾臓摘出手術なども行なう。
血小板の減少が著しい時は
ガンマグロブリンを大量投与する
治療法が効果を上げている。
小児に多くみられる「急性型」の大部分は
自然に治癒し、「慢性型」に移行するものは
10%程度である。「慢性型」でも約20%は
副腎皮質ステロイドで治癒し、
更に脾臓摘出で60〜70%が治癒する。
ただし、それでも残りの約10〜20%は
治療に抵抗性(あるいは難治性)なので
出血に対する厳重な注意が必要とされているが、
致命的な出血を起して死亡する例は稀である。
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浜松医科大学医学部付属病院にて
採血、胸部レントゲン、骨髄検査を経て
24時間5日間の免疫グロブリン点滴投与
(50mL/10hr.)を開始する。
この時は既に血小板の数値は
0.1万まで減少していた。


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